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夏休みの精神

ずいぶんご無沙汰になってしまいました。

ここのところ、完全に頭が夏休みで。

いっぺんにいろんなことをするというのができなくなる感じでしょうか。

そうなると、書くこと思いつかないんですね。

このブログは書こうと思って書いているんじゃなくて、

頭の中に出てきたことを書いているんで、

書くこと思いつかなくなったら書きません。

でも、夏休みに自分の精神状態がこんなに変化しているなんて、これまで気がつかなかったなぁ。

まぁ、出版に向けた博論の書き直しは進んだんでよかったな、と。

さて、

いま本屋に並んでいる雑誌『文學界』2010年9月号 にエッセイを書いています。

これは短いものですが、俺の次の仕事——「次」っていってもだいぶ先だろうが——に関わるもので、その出発点になるものかもしれません。

いま俺は、「制度」論を通じて、政治哲学を全部塗り替えるということをやりたいと思っている。

近代の政治哲学はやはり契約論的な思想が支配的だった。

その範囲内でやれることはやり尽くしたんじゃないか。

全く違うパースペクティヴから出発しないと、今の政治の危機はもうどうにもならない。

問題になるのは、当然、民主主義です。

一言で言うとこういうことです

——民主主義はきちんと分析されていない。

分析されていないのに、民主主義をどうしようか、ああしよう、こうしようと言い合っている。

どこまでできるかは分からんが。

とにかく全く新しいパースペクティヴが必要だ。

そのためのプロトコルを記したのが先のエッセイです。

是非お読みください。

この前の白井聡君との対談からヒントを得ています。

そういえば、白井君との対談 については何度も何度も書いている気がするんですが、なんといいますか、俺はモノを大事にする人間なんで、一度手にしたモノ、一回やったコトは何度も何度も咀嚼してそこから味を味わい尽くします。

エッセイも書いたけど、

更に次の仕事にもつなげます。

まぁ、多分、その仕事のアイディアみたいのを授業で二年ぐらいやって、それをまとめてから本にするということになると思う。

学生のみなさん、よろしくおつきあいください。

あと、

9月下旬から、いくつか、シンポジウムというか、人前でしゃべる機会があるので紹介。

前野智彦さん については前にこのブログでも紹介しました。

僕の論文で作品を作ってくれている(!)という作家さんです。

前野さんが企画した合同展覧会(すみません、一般的に何というのかわかりません…)が秋葉原であります。

「更新に憑く——可塑的な無人島」

3331 Arts Chiyoda

2010年9月11日(土)~10月10日(日)

展覧会自体は9月に始まりますが、そこで10月に

千葉雅也君と二人でシンポジウムみたいのをやります。

2010年10月3日(日)17時から

3331 Arts Chiyoda 201

しかし、

俺がアートについてしゃべれるのか!?

(千葉君、よろしく)

俺にとっても非常にチャレンジングな企画です。

なんか楽しみだなぁ。

詳しくは近づいたらまた紹介します。

さて、あと、

いま非常勤として授業を担当させていただいている慶應大学に

三田哲学会というのがあるのですが、

大変光栄にも、

同会の秋の大会で、

講演させていただくことになりました。

  10月23日(土)

  15時ぐらいから

一時間近く時間をいただけるそうです。

恐縮してしまいます。

多分

ものすごい緊張する…。

ああみなさんお手柔らかにお願いいたします。

制度と法についての話をさせていただくつもりです。

こちらも、

詳しくは近づいたらここで紹介させていただきますね。

そのあと、

10月31日(日)には

早稲田大学で行われる

子育て関連のシンポジウムにパネラーとして参加します。

最近、

小平市の市会議員の或る会派の方に声をかけていただき、

その会派の勉強会でもお話しさせていただくことになったのですが、

更にこのシンポもご紹介いただいた次第。

場所とかはまだよく分からないので、

近づいたらここで紹介します。

あと、シンポじゃなくて、書き物。

前にこのブログでも紹介しましたが

ここのところ品切れになっていた『マルクスと息子たち』(岩波書店) が

「岩波モダンクラシックス」というシリーズで新たに発売されます。

あの表紙は気に入っていたので、ちょっと表紙が変わってしまうのは残念なんだけど、

新発売ということですので、また新しい読者の皆さんのところに届くのかと思うとうれしいですね。

あそこでは

「来るべき民主主義」というデリダの概念について解説してますけど、

あそこで解説したようなことを今後乗り越えるような政治論を自分で作っていきたいと思っているんで、

よければ読んでみてください。そして一緒に考えていきましょう!

秋には、雑誌でドゥルーズ論の連載を始めるつもりです。

こちらは本当は春に始めるはずで、

原稿は結構書いてあるんですが、

うまくまとめ上げるところまでいかず。

でも、

アムステルダムでいろいろ世界のドゥルーズについてみてきた ところなんで、

それを生かして

これまでにない新しいドゥルーズ論

そして、

新しいドゥルーズの読み手が

ドゥルーズを読むのに役立つようなドゥルーズ論

そういうドゥルーズ論を目指します。

やることいっぱいだ。

夏休みはこんぐらいにしてそろそろ攻撃開始。