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大学院のこと

ひとつ大事なことを書き忘れた。

ずっと思っていることなんですが、

文系でも、

修士課程ぐらいはでていても就職できる環境を作ってほしいです。

勉強がおもしろくなる大学三年生から就職活動が始まるとなると

もっと勉強してみたいという気持ちをもつ学生はとてもかわいそうです。

修士課程までは行って

修士論文ぐらいは書いてみたい

そういう学生は多いんですね。

すこし専門的に勉強してみたいという気持ち。

いまはこれをかなえる場所がほとんどありません。

文系で修士課程まで出て就職したという学生を俺は何人か知ってはいますが、

やはりそんなに楽じゃないと思います。

実際のところはどうなんでしょうか?

俺としてはそれぐらいの気持ちはかなえてやりたい。

だいたい

それぐらい勉強熱心なら、

仕事だってきちんとできるはずです。

でも、

いまの大学院の環境は

とてもそういうニーズにはこたえられていません。

もちろん

社会人入試というのもありますが、

それはまた別のニーズにこたえるものでしょう。

社会人として会社などで働いた上で

勉強の必要を感じて大学院に入るというものですから。

大学の勉強の延長で修士課程まで行って

その上で就職するというのがあってもいいと思うのです。

俺は大学院のことを学生に相談されると

大学“院”に行くというのは入“院”するということだ

という昔、先輩から聞いた話を繰り返しています。

確かにそれぐらいの覚悟が必要なんです。

でも、

就職活動するか、

大学院に行って研究者としての道を目指すか、

そんな二者択一はおかしいのではないでしょうか。

俺だって

ものすごく悩みました。

みんなが就職活動を始めた時、

俺はやらないでいいのか、

本当に大学院に行くのでいいのか。

生まれて初めて

心配で眠れないという体験をしましたし。

今の大学教員の数は

戦前の大学生の数と同じだと聞いたことがあります。

大学というのはそのようなものになってしまっています。

もうそれは仕方ないことです。

でも、

それなら、

大学院修士課程の入口と出口を

もう少し整えるべきではないか。

かつての大学のようなものとして

大学院を捉えるべきではないだろうか。

修士ぐらいはもっとみんながとってもいいんじゃないか。

もしかしたら修士号をもって大学外で働いているひとというのは増えているのかもしれませんが、

とにかく、

このルートをもっと整備してもらいたいと思います。