プレビューモード

洗脳を体験しよう!

まずこのCM を見ていただきたい。

(この映像は安冨歩氏のブログ記事 から拝借した。)

少し前にツイッターでも紹介したのだが、

原発の安全性をPRするCMには

多くのタレントが使われてきた。

草野仁

星野仙一

岡江久美子

中畑清と川合俊一が確か福島の原発の必要性を説いたCMがあったと思うのだが、

見つからなかった。

(どこかにあるようだったら、教えてください。)

さて、以上を見れば分かる通り、

こうしたCMで用いられている口調は

我々が日常的にメディアで接している口調である。

たとえば

最初に引用した

【東京電力】安全をうたった福島原発CM集

では、

若い女性の素朴な声が

ゆっくりと

現場の人たちのがんばりを伝える。

わざと、

現場で働いている人、

すなわち素人に台詞を言わせ、

そのぎこちなさ、

木訥さで視聴者に訴えかける。

こうしたCMは

テレビをつけていればいやというほどやっている。

そして、

その口調で喧伝されてきたものが、

いま、

空中に放射性物質をまきちらしている。

そいつを冷やすためにつかった汚染水が

海に大量投棄されている。

つまり、

こういう口調で喧伝されているものは

今後とんでもないことをしでかすのかもしれない、

何かが隠されているのかもしれない、

そういう風に思うべきなわけだ。

林に廃車を捨ててきたら

すぐに捕まる。

しかし、

高濃度汚染水を

海に大量投棄しても

誰も捕まらない…。

(なぜ、タンカーに溜めて、後で処理するという方法をとらないのか全く疑問)

うちにはテレビがないから

テレビが北朝鮮のこと、特にその洗脳教育のことを

他人事のようにして非難し、嘲笑している番組は

ほとんど見たことがないが、

その日本のテレビがやっていることは

北朝鮮と同じだ。

これらのCMを我々は目に焼き付けておくべき。

なぜなら、

洗脳、洗脳、と言うけれど、

いったいそれがどうやって実際には行われるのか

身を以て体験することなどめったに出来ないから。

「ああ、こういう自分たちのよく知る口調で

とても恐ろしいことが喧伝されていたのだ」

と記憶しておかねばならない。

これからも同じことが繰り返されるだろうから。


我々が親近感をもっているタレント。

(因みに俺は岡江久美子は好きだ。)

素人の木訥な口調。

ゆっくりとした、素朴な、若い女性の声。

こうした要素がどう悪用されるのかをきちんと覚えておかないといけない。

そして、

北朝鮮の洗脳教育を他人事のようにして笑っているテレビには

マルクスが『資本論』の序文で引用したラテン語の警句を投げ掛けねばならない。

"De te fabula narratur !"

(ここで語られているのは君のことなのだよ!)