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15回徹底、想像力の欠如、9月始まりの提案、なぜこんな時期に授業をやることが間違っているのか?

今週、やっと前期の授業終わりました。

正直疲れました。

すみません、ブログどころではありませんでした。

この猛暑で授業です。

実はこんなに7月の後まで授業を行うようになったのは今年からです。

最近は

文科省が

授業を毎期15回やれと

圧力をかけているそうです。

15回とはいったい何なのか。

14回と15回とで教育効果にどんな違いがあるのか。

15回確保するためにこんな時期まで授業です。

更には

15回をなんとか確保するために

祝日にも授業をやるという狂気の沙汰。

これには俺もキレました。

「祝日は保育園は休みだ」「大学は保育所を用意してくれるのか」

しかし、大学というより

文科省がおかしいのです。

大学は結局あそこの言うことを聞かざるを得ない。

そして15回厳守とすると無意味にスケジュールがきつくなる。

祝日に授業。八月に試験。

こういうことが想像できないのか?

それより他に徹底させることはあるんじゃないのか?

最近、

現場で起こるであろうことを思い描く想像力が、官僚に著しく欠如しているのではないかと思わざるをえないような事例が多い。

PSE法。

PSEマークが付いていないと電気用品が販売できないとしたけれど、

中古品もその対象としたため

中古電気製品の販売を一方的に規制することになってしまい

(俺の知る業界だと)中古の電気楽器(シンセサイザー等)を売る業者などが猛反発。

結局、経済産業省は方針を撤回。

……こうなるってことが何故分からなかったのか?

自転車三人乗り規制。

道路交通法の改正で傘を差して自転車に乗るのが違法になる。それと同時に警察庁が、自転車の三人乗りの禁止を徹底するとの方針を打ち出す。

こども二人を自転車の前後に乗せて移動している母親層から猛反発。

——「これを禁止されたら、どうやって移動したらいいのか」

慌てふためいて、

特定の自転車に限り、自転車3人乗り「解禁」(去年から)。

……禁止徹底を考えた連中は、こども二人を自転車に乗せて移動している親を見たことがなかったのか?

後期高齢者医療制度。

周知徹底不足で

始まってみたら

「ええ?こんなだったの?」

まぁ、この制度については俺は詳しくは知りませんが。

あと

前にこのブログで少し書いた

保育園の新制度、

親と保育園の直接契約、「要保育度認定」の制度も

間違いなく

後期高齢者医療制度のように

始まったら現場は大混乱ということになるでしょう。

〈待機児解消が必要である〉→〈民間の参入を促せば競争によって現状は改善〉→〈だから地方自治体は介入せずに親と保育園で直接契約〉

って感じでしか考えてませんからね。

要するに観念論的なんです。

「競争」というのがマジックワードになっている。

あと、

教員が大学で研修するという制度(名前忘れた)も、

確か二年目ぐらいですけど

もう終わりになるんですよね。

うちの大学もすこしやってたんですけど

あまりの無意味さに誰もがあきれてました。

……こうなることは誰でもわかってた。だって、研修の結果が悪ければその教員の免許を取り上げるとか、そういうんじゃないんだもん。

族議員は悪いところばかりじゃないという話は政治学では昔からあります。

彼らはその分野の専門家であるからです。

橋本龍太郎は厚生省の官僚より細かい数字を熟知していたとか。

族議員という制度を援護するつもりはありませんが、

彼らが現場の声を届けていた側面は否定できないでしょう。

それがないから

観念論的に政策が決定され

現場に落とされてから

現場が大混乱。

まぁ、

正直、

一学期講義15回徹底とかなら

俺が愚痴言ってすみますけど

保育園の直接契約とかは

冗談ではない!

という感じです。

使えば使っただけお金を払う制度になります(今は応能負担で、収入に応じた支払い)。

要保育度認定によって、一日に利用できる時間が制限されます(4時間しか来ないこども、8時間いるこども。そういうばらばらなこどもたちが「クラス」を作れるのか? お散歩には行けるのか? 行事はできるのか? だって、9時に来るこどもがいると思えば、昼に来るこどももいるって事になるんですよ)。

いまは地方自治体で一括して保育園入園届けを預かり、そこから点数をつけて一列に並べて入れる人とそうでない人を分けている。これが今後新制度でどうなるか。〝直接〟契約なのだから、この保育園でダメだったから、あの保育園に。そこもダメだったから…となるのではないか(この点は今は不透明)。

大学に話を戻しますが、

15回とかどうでもいいから

9月始まりにしてほしいです。

国中でみんなが

「グローバル時代に対応!」

「グローバリゼーション化での競争力を身につける!」

とかいってんだったら

「グローバル」な「スタンダード」である

9月始まりにしてくれ。

こんな暑いときに授業するのは間違っている。

後期の試験は5月にする。

ゴールデンウィークあけから試験期間。

つまり、大学生はゴールデンウィークは勉強する(大学生にはあんなチンケな連休などいらない)。

4月に始まると、

すぐにあの連休に突入で

授業をやりにくいったらありゃしない。

6月から夏休み。少なくとも8月いっぱいまで。9月も休みならなおよし。

そして、9月あるいは10月から猛烈に勉強させる。

だって、読書の秋、勉強の秋でしょ。

そして、年度内の休みは極力短くして、夏休みを長くする。

学生にも利益が多い。

一年の休みを夏に集中し

夏休みを3ヶ月あるいは4ヶ月とすれば

その間にアルバイトをして学費を貯めることができる。

暑い時期は勉強じゃなくてバイト。

これなら、

授業に出ながらバイトをするという

あんな苦しい生活を学生に強いる必要もなくなる。

もちろん完全ではありませんが。しかし、フルタイムで3、4ヶ月バイトすれば、だいぶ稼げるんじゃないでしょうか?!

あと、

7月は国際学会が多い。

年度が終わってからやるからですね。

「グローバル化」に対応するためには

そういうのに出席する必要があるんじゃないですか?

だったら、そんな時期に授業をさせるな!

俺は

今の言い方をすると

桜とか

「マジどーでもいい」

って人間です。

昔、

入学式に桜が欲しいから4月始まりになったという話を聞きましたが

これは本当でしょうか!?

本当にこれが本当かどうか知りたいです。

本当だとしたら本当にばかばかしいです。

だいたい

4月頭に桜が咲く地域というのは限られている。

桜は南から順に咲いていくんです。

九州と北海道では一ヶ月も差がある。

俺の母親は宮崎の出身ですが

入学式と桜というのは全く頭で結びついていなかったらしいです。

愚痴ばっか書きましたが、

9月始まりは

本当にそうして欲しい。

積極的な提案です。

大学9月始まりは

現場のことを想像する能力を欠いた

今の官僚が

現場のことを無視して

突然実施すればいいと思います。

大学が突然9月始まりになれば

企業と大学とで

年度がぐちゃぐちゃにずれるから、

あの悪名高き

新卒採用重視も終わるんじゃないでしょうか。

これこそ歴史の狡知。

あれも本当にひどいものだ。

あれのせいで

大学生は三年の後期ぐらいからもう就職活動。

就職活動なんて、

4年間猛勉強して卒業したあとにやるべきでしょ。

4年間勉強した自身と学位をもって

履歴書を書いて

その成果を企業に判断してもらうべきでしょ。

大学での勉強の邪魔をしないでくれ。

なんでこう

日本は

勉強したい学生の邪魔ばかりするのか。

ゆっくり勉強させてやってくれ。

大学生の勉強を国がきちんと支援するんなら、

15回でも20回でも授業をやってやる。